緑化資材
堆肥工場紹介
山に囲まれた酒蔵の様相
山深く、周囲を山林で囲まれた堆肥工場は、
長年住み着いている土着菌と
石灰土壌から流れ出る清水によって
最良の原料(広葉樹皮)が仕込まれ、熟成されます。
(貯材堆積量:25,000t)
発酵熱による水蒸気
熟成発酵槽(二次発酵)の段階で
堆肥発酵温度は、80℃まで上昇します。
堆肥製造工程
1. 原料搬入
ウッドチップ工場からの樹皮、リサイクルヤードからの破砕チップを搬入
2. 原料仕込
主原料(広葉樹皮)と発酵促進材、戻し堆肥を混合
3. 一次発酵
300日間(屋外堆積場)
切替作業:1か月に1回、好気性発酵菌に酸素を与える
7. 機械包装
10ℓ~50ℓサイズのポリ袋包装
8. パレット自動積込
9. ロット検査
堆肥用途
稲作
土壌改良効果による収量増加
施設栽培
連作障害軽減、病害虫対策に効果
果実栽培
病害虫の防除、収量増加
植栽工事
維持管理の軽減
耐塩害対策
樹皮堆肥の効果
バーク堆肥の特徴
土の団粒効果
土にバーク堆肥などの有機物を施すと、土中の微生物がそれを分解します。
その分解は土粒と土粒を結びつける働きがあり、土を団粒化し、団粒と団粒が結合してさらに大きな団粒になり、土のすきまが多くし、通気性や排水性を良くします。
単粒構造の場合
土の粒にすき間がないので、空気もとおらず水をはじいたりして根の吸収力が悪くなります。
団粒構造の場合
土の粒の間にすき間があるので、空気や水がよく吸収されます。
肥効の調整効化
有機物は微生物の活動エネルギーになり、分解された窒素やリン酸などの元素は、植物に有効に働きます。
また、吸収されずに余った養分は、微生物が吸収することで一時的に貯蔵されます。
有機分解物が多い土は、肥料をやりすぎても肥あたりを和らげる働きがあり、
有機物から出る腐植酸や有機酸といったものが、野菜の生育をよくしてくれます。
微量要素(ミネラル)の供給
広葉樹バーク堆肥の良いところは、微量要素(ミネラル)が多く含まれているという事です。
土壌の命は栄養、15元素の恒常性が必要であり、それら15元素が定着している場合は作物の根毛の細胞壁は整然と配列され、配列がよければ養分の吸収が良く植物は大きく育ちます。これらの改善の為には、ミネラル分の多い広葉樹バーク堆肥が有効です。
植物のための最適な土
土は養分、水分、空気のタンク
植物は土の中に根を張り、そこから養分だけでなく、水も空気(酸素)も取り込んでいます。
植物は葉で呼吸するだけでなく、根でも土中の酸素を取り込んで、体内で有機物を燃焼させ、炭酸ガスを出しています。
このときのエネルギーで土中の水と養分が吸収されます。
そのため、土の構造がたいせつになってくるのです。
たいせつな土の三相
・土の本体を固相
・土中水分を液相
・土中に含まれる空気を気相
土はこの三相からできていて、三相の割合が、土の善し悪しを決め、野菜の生長を左右します。
土の三相分布は一定ではなく、耕した直後と収穫後では大きな差があります。
この差を小さくするには、バーク堆肥など有機物を施して、土の団粒化(土の粒子が集まってだんご状になる)を安定させます。団粒化された土は、大きなすきまと小さなすきまを適度に含み、通気性、保水性ともに優れています。そのうえ保肥力もよいので、植物を育てるのに理想的な状態といえます。
4倍の成長率!
コマツナ幼植物試験
成長重量 無施用区100%
サンヨーバーク施用区400%)
発根量が植物の生長を決める。
パンジー栽培試験
(千葉大学園芸学部)
樹皮堆肥の施用方法
樹皮堆肥製品
広葉樹100% 樹皮堆肥(サンヨーバーク)
国産広葉樹皮100%原料
アミノ酸発酵液使用
360日完熟堆肥
【認定製品】
日本バーク堆肥協会認定
有機JAS認定資材
山口県リサイクル認定製品
樹皮堆肥(フォレストコンポ)
広葉樹皮50%+枝葉50%原料
【認定製品】
日本バーク堆肥協会認定
有機JAS認定資材
山口県リサイクル認定製品
法面緑化材(サンヨーコンポ)
● 施工・植生試験を重ね、機能資材の配合バランス、粒度の改良によって施工性、圧着性がさらに向上。
● 保肥性に優れているため、永続的な緑化による環境保全が可能です。
● 保水性が高いため、乾燥地に適用できます。
● 木本種子や苗木を使った樹林化による緑化にも対応可能です。
【認定製品】
山口県リサイクル認定製品
真砂土専用改良材(モイストコンポ)
モイストコンポは政令で定められた土壌改良資材のバーク堆肥を主原料にして、保水性、通気性、吸水性に優れた資材を最適な割合でプレミックスされております。
● 良質なバーク堆肥を主原料にしており、優れた土壌改良効果を発揮します。
● 保水性、通気性に優れ理想的な三相構造を作ります。
● 吸水性に優れており、乾燥しやすい土壌に効果を発揮します。
● バーク堆肥、ピートモス、パーライト、ロックウールがプレミックスされており、作業の省力化ができます。
園芸培養土(花と野菜の培養土)
広葉樹皮堆肥を基材にピートモス、真砂土、ボラ土、有機石灰、有機肥料をブレンドしています。
とても扱いやすい軽量培養土(20㍑・12kg)
育苗土(サンヨー苗床1号)
広葉樹バーク堆肥にピートモスを加え、酸度調整(6.5~7.0)を
行っており、播種しやすく、保水性、排水性を備えております。
マルチング材(サンヨーマルチ)
● 植物のマルチング、庭の防草、ブルーベリー、バラ等の土作りに最適です。
● 針葉樹は腐りにくいうえに殺虫成分があるためブルーベリーの最大の敵であるコガネムシの幼虫、ミミズを寄せ付けにくくします。
● ピートモスを混ぜて、マルチングとして使用すれば水捌けや根張りがよくなり、すくすくと成長します。
【認定製品】
山口県リサイクル認定製品
舗装チップ
自然素材だけなので、動植物に無害
雑草の抑制(防草効果)
クッション性に富み、上を歩くと快適です。
透水性なので、水溜りが出来にくい。
景観的にも周辺環境と良く適合します。
破砕チップ
ピンチップと呼ばれ、繊維が絡まり、定着しやすい
切削チップ
チップ形状は、3~4㎝角で厚さは5㎜前後
屋上緑化軽量土(サンヨーソイル)
● 屋上コンクリートスラブの熱の土壌への伝導を遮断し、植物の根を夏季の高熱から守る。
● 保水性、排水性、通気性機能を長期に保持できる土壌基材。
● 荷重負荷に充分に耐え、排水路が土壌粒子や荷重で閉鎖されない排水機能基材構造
● 植栽種の植生維持に起因するpH値の確保。
● 土壌構造基材の耐久性、断熱性、安全性、環境負荷軽減性。
【認定製品】山口県リサイクル認定製品
サンヨーソイルの特徴
植物の生育の良さはもちろんのこと、屋上緑化をローコストで、しかも安全に手軽に行うことを目的に開発された人工土壌である。
礫状のため施工時の飛散の心配や周囲の汚れもなく、雨の日でも施工が可能。色合いも自然の土壌に近く、違和感がない。
サンヨーソイルは大面積をスピーディーに施工できる1㎥入りフレコン袋タイプと30リットル小袋タイプがあります。
環境にやさしい
サンヨーソイルはリサイクル骨材とリサイクル有機物により構成されるため、製造過程で化学燃料をほとんど使用していません。また製造により利用された採取地は、畑や牧草地に還元され、環境負荷を軽減しています。
軽量性
サンヨーソイルは、比重が0.8(ph1.8時点の湿潤状態)と一般の土壌に比べ約1/2の軽量性。
建築構造物に大きな負担をかけることなく、建物緑化ができる。
物理性
サンヨーソイルを構成する骨材の大きな特徴として、透水性を確保しながら保水性も高いことが分かっています。
またすべりに対する抵抗性に対しても傾斜45度までの安全性を確認しています。
(勾配等の条件に応じては、土留め壁の設置を行います)
他土壌改良材
腐植酸配合土壌改良材(スーパーアップ)
● 腐植酸の力(60%以上含有)で化学性、生物性、物理性のバランスがとれた土にします。
● 天然有機100%で与え過ぎても生育を阻害することなく初心者でも失敗なく、簡単に使えます。
● 濃縮堆肥エッセンス(通常堆肥の5倍)で「重い堆肥」をたくさん散布するより少量で効率良く安心して土作りができます。
アミノ酸配合土壌改良材(アミノエース)
● 「アミノ酸のチカラ」で作物の着果、色沢、肥大、味、香りが増します。
(植物体内のアミノ酸値を10~20%高めます。(当社比)
また、植物の旨味、色つや、花付き、花持ちをアップ。)
● アミノ酸に加え、植物に有用な「核酸、有機酸、ビタミン類」が豊富に含まれています。
● 有機物の中でアミノ酸は、植物が吸収しやすい形の栄養です。
(すばやく根から吸収され、すぐに効果が現れます。)
● 植物を健康に大きく育てる、16種類のアミノ酸が含まれています。
● 「美しく健康的な土」に蘇らせます。今までの有機肥料は、臭くて、使いにくいものでした。
有機の会
「有機の会」会員数は、現在、山口県・福岡県・佐賀県・熊本県・大分県に約4,000 名
現在、会員募集中。